先日も述べたように、セルライトは“cellulite”という造語です。前半部分の“cellule” はフランス語で「細胞」という意味、後半部分の“ite”は鉱物という意味になります。つまり、 その名のとおり 脂肪の細胞が鉱物のように硬くなったものです。 テレビの健康番組やエステサロンの広告などでその硬そうなでこぼこのあらわれた太ももの写真をごらんになったことがあるでしょう。しかし、肥満の手先として敵視されているとはいえ、脂肪細胞は人間にとって生きていくのに欠かせないもの、不可欠なものですし、脂肪というからにはステーキの脂身のようにやわらかいものであるのが当然という気がします。・・・この脂肪細胞がなぜ硬くなってしまうのでしょうか。
日本人女性では三十代以降のかたに多く見られるという、そのうえ、太っていなくてもある方の多いという、このセルライト、主な原因としては 血行が悪いこと、運動が不足していること、年令を重ねたこと、むくみや冷え性、ホルモンなどのかかわり合いがあげられます。これらは単独でも原因となりえますが、お互いに関連し合った原因となっているため、ややこしいことになっています。
まず、血行不良という点から原因を見てみましょう。
脂肪細胞のまわりの血行が悪くなるとその脂肪細胞がセルライトになる可能性が高くなります。たとえば 立ち仕事の多い方はそのために下半身の血行不良となり、それが、セルライトを引き起こすことになります。そのセルライトが さらなる血行不良の原因となり、脂肪細胞同士をくっつけ、大きなセルライトとなり、それが目に見えるでこぼことなる、という連鎖を生み出します。
次回も セルライトの原因にせまっていきます。
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